人からのプレゼントまで「断」ってはいけない?

私も世間の例に漏れず、こんまりの本で目覚めました。

本を読んでからは衝動が抑えられず

トキメキという言葉にドキドキしながら

ハイハイする子どもの前で服を全出しした記憶があります。

 

今思うと埃やばそう…(笑)

 

それからは友人達にも片付けの本を貸したりして、

私の周辺では片付けブームが起こりました。

 

いらないものを捨てれないなんてカッコ悪い。

部屋の中は、全てお気に入りの物にしたい。

全て差し替えたい!!と強く思うようになりました。

 

同時に友人達との誕生日プレゼントに

悩むようになりました。

もらうことよりも、渡すことにおいて

 

・相手が部屋をテーマで統一している

・相手が捨てにくいかもしれないので迷惑になる

・相手が絶対気にいるものの調査

 

などで気が滅入り、それをお互いが感じるようになった為、

そのうち現金を渡すようになりました(笑)

現金といっても、プリペイドカードなどです。

 

好きなもの買えるのが一番だよね。

それに手紙でも添えれば、立派な誕生日プレゼントだよね。

私は楽天厨なので、「楽天のプリカでいいよ」などと言い、

楽天ポイントでもらった分をチャージ。

 

その年はそれで女子達は誕生日を終えました。

 

でも次の年…

 

昨年何もらったっけ?

あーーープリカか。

 

そのお金で何買ったっけ?

覚えてない…

多分お気に入りのものは

買ったんだろうけど。。。

 

いつものプレゼントと

多分同じだけの金額もらってるけど。

 

お気に入りのもの以外大事にできないんだから

邪魔になるものは確かに増えなかったけれど。

 

あの子何好きかな?

これあげたら喜ぶかな?

こういうの好きだったな?

 

なんて考える大切な時間をあげる事さえも

やめてしまっていた事に気づきました。

 

そう、誕生日プレゼントであげていたのは、

私の時間。

私の思考。

私の想い。

 

そして、部屋をすっきり片付けたいということも。

人からもらったものを捨てられないことも。

あげるこちら側の問題ではないという事にも

後から気付きました。

 

受け取るかどうかは相手の問題。

使うか捨てるかも相手の問題。

気にいるかどうかも相手の問題。

 

私はあの子にあげたい。

大好きなあの子を祝いたい。

 

ミニマリストになっても

そんな愛ある時間までなくす必要はなかったのだと

気付いたのでした。